スタートトゥデイ16年4―12月期/純利益141億円/「ゾゾタウン」の流通額は41%増

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 スタートトゥデイの16年4―12月期(第3四半期)における純利益は、前年同期比78.1%増の141億1700万円だった。ファッションECモール「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」の流通総額は、同41.0%増の1429億100万円となった。クーポン施策が順調に推移しているのに加え、出店者数が増加し、売り上げ拡大につながった。利益率の高い中古品事業も好調を維持している。
 「ゾゾタウン」には16年7~9月の3カ月間で78店が新規出店し、店舗数は16年12月末時点で984店にまで拡大。スーツブランド「スーパースーツストア」や雑貨ブランド「フランフラン」など幅広いジャンルの店舗が参加したことで、利用者の拡大につながった。
 毎日のようにブランドを絞った期間限定クーポンを発行し、購買につなげている。前期に刷新したCRMシステムにより、ユーザーの興味に応じた商品やキャンペーン提案も個別に展開。コミュニケーションアプリ「LINE」を通した販促も効果を発揮した。
(続きは、「日本ネット経済新聞」2月9日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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