オイシックスの16年4―9月期(中間期)の売上高は前期比14.3%増の107億1800万円だった。中間期における増収は16期連続で、初めて100億円を超えた。
定期購入会員数は同11.9%増の12万4000人となった。購入頻度は同3.4%減の2回に減少している。会員1人当たりの月間売上高は同2.1%減の1万1586円、1回当たりの購入単価は、同1.7%増の5799円だった。LINEやSMSを中心に、スマホのユーザビリティーを改善したことや、青果売り場の単価をアップさせたことが貢献した。
主菜と副菜の2品を完成する「クイック10」シリーズを7月に投入。これにより「きっとおいしっくす」の会員は前年同期比36.7%増の4万4000人に増加した。夏季限定で子どもの食育に役立てる「自由研究ができるキット」や、キャラクター「ぐでたま」とコラボしたキットを投入。カット野菜などの時短青果を拡充した。
16年2月に開始したベネッセホールディングス(HD)との共同サービス「おいしっくすwithたまひよ」は会員数が1400人を突破した。
(続きは、「日本ネット経済新聞」11月17日号で)
オイシックス/中間期で初の100億円を突破/定期購入会員は12万人に増加
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