アマゾンジャパン/独自配送もプライム商品に/高いメリットで選ばれやすく

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「マケプレプライム」について説明する星健一セラーサービス事業本部長

「マケプレプライム」について説明する星健一セラーサービス事業本部長

 アマゾンジャパンは10月30日、マーケットプレイスに出品している販売事業者が、アマゾンの物流代行サービス「フルフィルメント・バイ・アマゾン(FBA)」を利用していなくても、自社の配送の仕組みが確立している場合に「Amazonプライム」対象商品として販売できる配送サービス「マケプレプライム」を開始した。対象商品にはプライムマークが付くため、プライム会員に対してひと目で配送メリットが訴求できる。夏からテスト運用した事業者は、売り上げ拡大につながったという。
 プライム対象商品は、プライム会員が配送料無料で日時指定や「お急ぎ便」の利用ができる。アマゾンの直販やFBAで配送する商品は「当日お急ぎ便」を実現しているが、「マケプレプライム」では「お急ぎ便」まで利用できるものとする。
 「マケプレプライム」の対象商品として販売するためには、過去30日間のお急ぎ便の注文で、期日内配送率が96%以上、注文した商品の追跡可能率(有効な問い合わせ伝票番号の入力率)が94%以上、出荷前のキャンセル率が1%未満という条件を満たすことが必要となる。
 顧客が登録している届け先住所をもとに、「お急ぎ便」が可能であるかを判断してサイトでプライムマークを表示する。

(続きは、「日本ネット経済新聞」11月3日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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