リクルート住まいカンパニー/中京圏で住設EC開始/全国展開も視野に

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 リクルートグループで、「スーモ」など住宅サービスを手掛けるリクルート住まいカンパニー(本社東京都、野口孝広社長)は10月3日、愛知と岐阜の2県に限定してサービスを提供する、工事付きの住設ECを開始した。2月までを試験期間として、その後、全国展開も検討するという。
 新サービスの名称は「SUUMO(スーモ)リフォームストア」。トイレと浴室、キッチン、洗面台のリフォームを、同社が元請けとして販売する。愛知県の施工会社ヤマガタヤ(吉田達弘社長)が工事を全て請け負う。
 リクルート住まいカンパニーは新サービスとは別に、リフォーム会社を紹介するネットサービス「スーモリフォーム」を展開している。8月からは、ホームプロと共同で住設ECも開始した。
 リフォーム分野の3サービスについて同社は、「新サービスと、ホームプロとの共同事業は、どちらもまだ小規模で、バッティングという段階に至ってはない。マッチング事業と衝突しないよう、EC事業は小規模から育てていく」(企画統括室 統括部 カンパニー・コミュニケーショングループ・大石英翔氏)と話している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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