ヤフーの16年3月期におけるショッピング関連の流通総額は、前期比40・1%増の5223億円となった。「ヤフー!ショッピング」「ヤフー!トラベル」、有料デジタルコンテンツ、「LOHACO(ロハコ)」などの合計流通総額となる。全社のプロモーション費を前期の約2・5倍に増やし、そのうち約半分をショッピング事業に投資。ポイントの発行と消化が想定を上回る結果となった。「ヤフオク!」やアスクルのネット経由の売上高などを含むeコマース流通総額は1兆5059億円に達した。
四半期ごとの「ヤフー!ショッピング」と「ロハコ」の合計流通総額は、16年1―3月期(純第4四半期)に前年同四半期比61・8%増となる1128億円となり、初めて1000億円を超えた。
プレミアム会員だけでなく全ユーザーがポイント5倍になるキャンペーンを15年11月から続けてきた。16年2月にキャンペーンが終了してからも流通総額の成長率は大きく落ちなかった。
(続きは「日本ネット経済新聞」5月12日号で)
ヤフー/ショッピング流通額5200億円/販促費振り分け、ポイント利用が活性化
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