KDDI/アプリ間を自由に行き来/月間利用者数4100万人の共同サービス

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 KDDIは10月16日、インターネットサービスを提供する11社と、モバイルインターネットの共同サービス「Syn.alliance(シンドットアライアンス)」を設立したと発表した。11社との連合体を「Syn.(シンドット)」と称し、その第1弾として各社が提供するスマートフォン(スマホ)アプリに共通のサイドメニューを設置。ユーザーはアプリを閉じずにアプリ間の行き来が自由にできるほか、各社のアプリの新着情報もすぐに確認できるようにした。各社のスマホサービスの月間ユーザー数は合計4100万人で、国内最大の規模になるという。

 調査によると、スマホユーザーは平均38個のアプリをダウンロードしているが、日常では約8個しかアプリを利用していないという。KDDIの新規ビジネス推進本部担当部長の森岡康一氏は「『中心のないポータル』の構築を目指した」と話す。
 参加各社が提供するアプリは、共通メニュー「Syn.menu(シンドットメニュー)」から自由に行き来できる。「シンドットメニュー」には広告表示も可能で、全アプリのユーザーに広告を訴求していく。

(続きは本紙10月30日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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