東急スポーツオアシス/寄りかかるだけの簡単腹筋器具/フィットネスクラブが開発

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フィットネスクラブの運営および健康器具の製造・販売を行う東急スポーツオアシス(本社東京都、平塚秀昭社長、電03―5413―7710)はこのほど、簡単に腹筋運動ができる座椅子「らくらく腹筋チェア」を発売した。フィットネスクラブのトレーナーが開発に関わり、ユーザーの要望に応えるさまざまな機能を組み込んでいる。
 クッション部分に座り、背もたれに寄りかかるだけで、簡単に腹筋が鍛えられる。背もたれは、中ほどの高さのところで折れ曲がるようになっており、内側のゴムが元に戻ろうとする力で、姿勢を起こすサポートをする。
 クッションが傾斜のついた独特の形状をしている点が同商品の特徴。クッションのわずかな傾斜が、腹筋運動に効果的な姿勢を生み出すのだという。クッションを180度回転させて使うと理想的な態勢で前屈運動を行うこともできるという。
 フィットネスクラブの店長会議でアイデアを出し合って開発した試作品を、トレーナーとクライアントに提供し、得られた意見や感想などを基に、さらに改良を加えた。
 縦41センチメートル×横53センチメートル×高さ38センチメートル。重さは5キログラム。希望小売価格は1万円としている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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